境内案内

境内案内

本堂・参道

本堂正面の間口は8間半、奥行きは5間半あります。

 

戦前の本堂は、現在の東向きではなく、南向きに建てられていましたが、昭和15〜16年ごろに、敷地北側に都道(現在のバス通り)が開通し、それに伴い、本堂が現在の位置に曳家(ひきや)されました。
もともとは茅葺きだった屋根に現在の屋根をかぶせています。平成11年に内陣天井の修理や、柱および建具の補強・補修などを行い、一部に筋交いを入れ構造補強を行いました。
日の出町にある多くの寺院は、明治15年の『大久野焼け』と呼ばれる火災で焼失し、その後再建されたものですが、当寺院は被災を免れた数少ない現存遺構として、非常に貴重であるとされています。

 

本堂へ続く参道脇は春に芝桜で彩られます。

 

   参道脇の芝桜

 

 

本堂入口

 

境内

 

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御本尊 聖観世音菩薩

 

御本尊様は、聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)です。
世間の生きとし生けるものの音声を観じ、その苦しみを除き、願いをきいて安楽を与えてくださいます。

 

作者は不詳です。
制作年代は、切れ長の目、引き締められた口元などの特色から、
南北朝〜室町時代の作と推定されています。
平成12年に修理を行い、光背・台座は平成12年の後補です。
像高 51.7cm、膝張 35.8cm。
日の出町の有形文化財に登録されています。

 

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賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)

お釈迦様の命により、長く世にとどまって仏法を護持する十六羅漢の第一尊者と呼ばれ、日本では「おびんずるさま」として親しまれています。
本堂の前縁に像を安置し、病患している部分と同じ部分をなでると平癒するという「撫(な)で仏(ぼとけ)」の風習が俗信として広がりました。

 

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山門(薬医門)

北向き地蔵

墓地へのぼる階段脇に旧道に面して祀られています。
このお地蔵様は、旧街道の守護仏として信仰を集め、人々の往来を慈悲の眼で見守り続けています。

 

2023年 北向地蔵前 通路改修

北向地蔵前の木が枯れてしまったこともあり、お地蔵様前の通路を改修いたしました。
石垣を撤去し、フェンスを設置して通路部分を拡げました。
フェンス内側には芝桜を植栽しました。春にはきれいな花を見せてくれると思います。

 

改修前

石垣部分

通路部分

改修後

石垣部分

通路部分

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廻国供養塔(かいこくくようとう)

廻国供養塔とは、主に江戸時代中期に建てられたものが多く、当時は観音巡礼や四国遍路にならって日本国中の社寺を廻ること(日本廻国行者)が流行していたため、このような供養塔が建立されることがありました。。

 

この供養塔は、通常は蓮の花をかたちどる『反花(かえりばな)』と呼ばれる台座の部分が『亀』の形になっている珍しいものです。
宝暦3年(1753年)、江戸時代の作とされており、日の出町の有形文化財に登録されています。

 

正面の台座部分には

 

奉納大乗妙経六十六部日本廻国供養塔  天下泰平  国土安全  宝暦三葵酉年七月大吉辰  武州多摩郡小宮領平井  江戸桶町壱町目  施主中沢庄助

 

の文字が刻まれています。

 

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客殿

本堂の奥には、広さ約40畳のお座敷があります。
ふたつに仕切ることもできますので、控室はもちろん、法事の会食の場所としてご利用できます。

 

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参拝者用トイレ・駐車場

参拝者用トイレ

平成25年に建て替えられ、木造で木の香りが漂います。
照明は自動で点灯、もちろんウォシュレットも完備してありますので、快適に利用できます。

 

駐車場

令和2年9月、アスファルト舗装をおこないました。お車での墓参も安心です。

 

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看板娘

保泉院の看板娘「モカ」です。

(ラブラドールレトリバー、メス5歳)

 

2023年7月28日

ついに梅雨明け、連日の猛暑日! みなさんご自愛ください、ワン!

 

2022年6月28日

今年はもう梅雨明け。看板娘も涼まないと!

 

 

  

 

 

1歳時

 

 

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